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中野りか 出演情報2 (1993年〜1997年)



劇団あかぺら倶楽部 第4回公演

びっくり箱

日時:1993年10月14日 〜 10月17日
場所:アゴラ劇場(駒場東大前)
作:アン・チスレット
訳:吉原 豊司
演出:水鳥 鐵夫

役名:リサ
あらすじ:
場所は、カナダ、オンタリオ州の農村。
ここに弁護士を目指すアリスと、農学博士…とは言ってもやってる事は百姓仕事、と言う夫のジョーが、ジョーの父母と共にトレーラーハウスに住んでいた。2人はアツアツの新婚夫婦だが、アリスはこのトレーラーハウスに不満大ありの様子。
そんな中、アリスの姉・リサが遊びに来る。しかしバリバリの女弁護士であるリサがここに来ることを、ジョーとジョーの父・ジャックは快く思っていない。というのは、ジョーの家はアリスやリサが到底受け入れる事の出来ない男尊女卑・亭主関白の家系であった。その権化ともいえるジャックとリサが上手くいくはずがない。が、そんな心配をよそに、その夜、アリス、リサ、ジョー、ジャック、そしてジャックの妻・モーリンは、夕食をともにする事になる。
リサとジャックが一触即発になりそうな中、ジャックはモーリンにトレーラーハウスを売ってフロリダへ隠居する話を持ち出した。ジャックは既にフロリダに別荘を購入していたのだ。それを聞いたモーリンは呆然自失。実はこの話はモーリンをびっくりさせてやろうとジャックが隠してていた話だったのだ。当然モーリンは喜んでくれるだろうと、自信満々のジャック。しかし、モーリンはフロリダへは行きたくないと言い出した。
そこでリサがモーリンの弁護をし始め、話は意外な方向へ・・・。《劇団あかぺら倶楽部公式サイトより》

生活観のあるストーリーで、何度も食べ物、飲み物が出てきて、水道も使って(ある日、下請けのポリバケツから排水が溢れてセットが水浸しになった!)、裏方が大変だった作品でした。
科白を言いながら食事の準備をして、食べて、後片付けをする場面がありまして、試しに、本当に食べながら稽古をしようと、消え物(食べ物、飲み物などの消耗品)を使ってやった時、皆、全然科白が喋れなくなったり、何を言ってるのかわからなくなったりで、これはヤバイ!と、目覚めました。それ以降、皆でお金を出し合って、毎回何か食べ物を用意して稽古したのでした。早い時期に試して正解でしたね。もちろん本番までには、各自が、隙をぬって食事をするタイミングを掴みました。
この話は大好きです。古い習慣と、新しい考え方が、混じって、融合してゆく。人がいて、悪人も正義の味方もないけれど、いさかいがあって、人が成長して乗り越える…そんな話が一番好きです。


劇団あかぺら倶楽部 第7回公演
ラヴ

日時:1994年11月17日 〜 11月20日
場所:下北沢東演パラータ
作:山田 太一
演出:水鳥 鐵夫

役名:藤崎 敦子
あらすじ:
藤崎繁雄はとある証券会社の支店長。彼には妻・敦子と、家を出て一人暮らしをしている大学生の息子・健一がいる。どこにでもいるようなこの家庭に、ある事が起こっていた。妻の敦子が昼間酒を飲んでいると言うのだ。近所のおばあさんからそのことを聞かされた繁雄は当然怒るがあまり効果はなく、週末に帰ってきた健一にもその事を言われてしまう。 そんな繁雄が日曜に一人で家に居ると、仕事の取引相手である宝石商の笠原英行が尋ねて来た。英行は数日前繁雄と飲みに行き、そこで繁雄が酔った挙句持ち掛けた”話”を実行するためにやってきたのだ。しかしその話しを繁雄は全く覚えていなかった。自分が持ち掛けたその話の内容を聞かされた繁雄は慌てふためくのだが・・・。《劇団あかぺら倶楽部公式サイトより》

ごめんなさい。準備中です。


劇団あかぺら倶楽部 第8回公演

八人の女

日時:1996年1月17日 〜 1月21日
場所:萬(YOROZU)スタジオ(大塚)
作:ロベール・トマ
訳:上原 一子
演出:水鳥 鐵夫

役名:ガビィ
あらすじ:
場所はフランス。雪に閉ざされたある邸宅のクリスマス・イブ。イギリスに留学中のこの家の長女スゾンも到着して、家族の間にはもうお祝い気分が満ちている。そんな一年中でいちばん幸せなこの時に、この家の主人マルセルが殺された。寝室に朝食を運んだメイドのルイーズが、背中にナイフを刺されて倒れているマルセルを発見したのだ。
容疑者はこの家に関係する八人の女たち。家の外に積もる雪に足跡はなく、屋内の電話線は何者かによって切断されていたので、少なくとも外部から侵入したとは考えられない。となると犯人は邸内にいる? こうして八人の女たちは疑心暗鬼になり、互いを詮索しはじめた。マルセルの妻ガビィは夫のビジネス・パートナーと浮気をしているらしい。ガビィの母マミーは相当の株券を持っていて強欲。ガビィの妹オーギュスティーヌは殺された義兄のマルセルに恋をしていた。メイドのルイーズは主人であるマルセルを誘惑していた。マルセルの妹のピエレットは、金銭トラブルを抱えているらしい。こんな具合に、二人の娘スゾンとカトリーヌ、家政婦のシャネルも、女たちの事情や思惑や秘密があるらしい。
マルセルを殺した犯人はいったい誰なのか…。他人を疑うことで徐々に自分たちの秘密が暴かれていく…
(この作品は2001年・フランスでフランソア・オゾン監督により映画化されています)《劇団あかぺら倶楽部公式サイトより》

結末がこういう不毛な作品は、あかぺらではコレだけでしょう。
演出の水鳥さんに、「なかのりが最後まで上演に反対していたので、キャストにつけるか迷った」と、後でうかがいました。その作品が、今では再演してみたい作品になりました。
当時演じた、主人公の母、ガビィの人格に納得がいかず、最後まで演じながら実感が沸かなかった、苦しい役でした。
子供を心から愛している、しかし、子供を捨てる母というのが、一人の人物になる気がしなかったのでした。私自身が、人間としても、役者としても、幼くて、底が浅かったと認めざるを得ない。だから、いつかリベンジしたいな、と思うわけです。でもあかぺらではやりたくないシュールな作品かも…。


劇団あかぺら倶楽部 第10回公演
パパ・アイ・ラヴ・ユー

日時:1997年4月15日 〜 4月20日
場所:萬(YOROZU)スタジオ(大塚)
作:レイ・クーニー
訳:小田島 雄志・恒志
演出:水鳥 鐵夫

役名:婦長
あらすじ:
舞台は、ロンドンにある「セント・アンドルーズ病院」。クリスマスまであと3日と迫ったこの日。病院内はクリスマスのイベント準備に余念が無い。そんな中、神経科医であるデービッドは、ポンソンビー記念講演で行われる国際会議で講演を行うことになっていた。この会議で講演を行うことはとても名誉なことで、成功すれば内科部長の椅子が約束されており、更にはナイトの称号へと通ずるという、デービッドにとっては人生を左右する大切な日であった。
講演時間まであと1時間少々という頃、デービッドは医師談話室で黙々と練習を繰り返していた…そこへ、18年前この病院のナースをしていたジェーンという女性が現れた。彼女はデービッドに、あなたの子供がいると告白。その息子は真実を知ってショックを受け、酔っ払った挙句に無免許運転でスピード違反をし、この病院へ乗り込んで来ようとしたのだが、警察に捕まり、今は病院のロビーで事情聴取されているという。
事実が病院側や妻のローズマリーに知られては大変と、デービッドは親友・ヒューバート医師を巻き込んで、二重・三重の嘘をでっち上げ、その場を何とかしのごうとするのだが…講演開始時間も刻々と迫っている!さぁ、どうするデービッド!!《劇団あかぺら倶楽部公式サイトより》

ごめんなさい。準備中です。


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